浜までは海女も蓑着る時雨かな     ブログ第975日目

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今日は、ゆっくりとやるべきことをやっていっているヒュギエイアです。

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計量モニターは残り3つです。これらを食べてしまってから、風袋量を測るのですが、食べてしまって一晩おいてから測るのでやっぱり今週いっぱいかかるかもしれません。それが終わったら、今度は、昼の時代の課題を出し終えることをします。これも、いつでもいいと言われたのですが、早く終了しようと思っています。こうやって、臨職の時に、なかなか進まなかったことをやっていると、自分は大丈夫だなと感じます。臨職をやっていると、妙に気持ちが焦っていたのですが、心境的にピッタリの句があります。

浜までは海女も蓑着る時雨かな

江戸時代の俳人「滝 瓢水(たき ひょうすい)」の句です。

以下コピーより抜粋です。

入門を請いに瓢水の庵を訪ねた一人の修行僧。

そこで目にしたのは、「風邪気味で町まで薬を買いに行っている」という置き手紙。
「風邪を引いたぐらいで薬を求めにいくなんど、 悟りを開いたと言われる瓢水だがこの程度か…」と思いながら、瓢水の帰りを待ち、その思いをそのまま瓢水に投げかける。
そこで瓢水が詠んだのがこの句と言われている。


滝 瓢水 「浜までは海女も蓑着る時雨かな」

この句も、この俳人の名前も、すごく知られているかと言えば、それはありません。まあ大阪出身ということで、大阪では有名なのかもしれません。だけど、なにげに、ふと耳にした時に、しっくりくるものがあります。私も、いずれ臨職や公務員の仕事は、AIがするだろうし、世の中が変わって行っても、この句のように、できることをその時まではやって行こうと思っています。

それにしてもこの滝瓢水の
浜までは海女も蓑着る時雨かな

この人の句は、私の生活の中にじわりじわりと入ってきます。他にも

手に取るな やはり野におけ れんげ草
これも滝 瓢水とか。時代劇で、耳にしたことがあるのですが、この人の句だったのですね。劇中では、身分違いで出世しそうになった人を前に、その性格から無理だろうと判断して、取り立てようとした相手に、「やはり野におけ レンゲソウ」と言ったのです。
そして、めでたしめでたしとなりました。

あと臨職エピソードでこの人の句にまつわるものがあります。

さればとて 石に布団は 着せられず

ある人が、お客さんに、名前の漢字を尋ねていました。そうしたら電話の向こうで「布団の石です」と言われたといいます。相手は海外勤務をしたことがある人です。布団の石とは??と、電話を受けた人がわからないでいると、横にいた人が気を利かせて、パソコンで検索したそうです。

そうしたら、出てくるきたのは、
「石に布団は着せられず」の句と意味。
誰もその句を知らなかったので、「ほ~、さすがだな」と、電話の向こうの相手を、みな絶賛したそうです。「布団に石のたとえでくるか~ すごいな~」と言うことでした。

とその時、待てよ!と、
電話を受けていた相手が、もしかして「ストーン(stone 英語)の石」と、言っているのかもということで尋ねると、やっぱり 「布団と思っていたのが、stone(石)」でした。
相手は海外勤務だったので、「スト~ン」といい発音で言ったのに、電話を受けた人は、風邪で熱があったとかで、よく聞き取れなかったこととと、なまじ、ピタッと来る句が、パソコン検索で出てきたものだから、一瞬現場が混乱したのです。
まあ、わかればなんてことなく、一件落着です。

でも、そばで一連のことを見ていた人は、おかしくて爆笑しそうになったというのですが、後で聞いていた私たちもお腹を抱えて笑いました。
それでも「石に布団は着せられず」を皆知らなかったものですから、ほ~そうだったのかと、その句にも、感心しました。

何だかんだで、大金持ちの坊ちゃんだった滝 瓢水も、放蕩し、自由気ままで、人生を終えたそうですが、幸せといえば幸せだったのかもしれません。

興味のある人は、滝 瓢水のことを転載しておきますので、お読みください。

奇行重ねた異色の俳人  滝 瓢水 
  2005/12/03   三善 貞司

 瓢水は風狂(風雅の道に徹すること)といえば聞こえはいいが、奇行を重ねたあげく家産を破り、大坂で客死した異色の俳人である。

 彼は貞享元(一六八四)年、別府(べふ)村(現・加古川市別府)に生まれた。父は運輸業「叶屋」の主人の三代滝新右衛門政清、母はおさん。その一粒種で幼名新之丞、のちに四代新右衛門有恒と称し、俳号に瓢水のほか富春斎や自得庵などがある。

 七つのとき父新右衛門が死亡。祖父の二代新右衛門清春に育てられるが、かわいらしい孫を溺愛(できあい)、家業はわしにまかせろと母おさんの兄で学者の福田貞斎に預け、好きなだけ学問させる。貞斎は俳諧も好み新之丞に手ほどきしたところ、十九歳のとき井上千山の撰集「当座払」に入集した。千山は臨終の芭蕉が形見の笠と蓑(みの)を与えた維然の弟子で、蕉風俳諧の宗匠。この若さで入集するとは大したものだとほめちぎられ、天狗(てんぐ)になった。

 俺は芭蕉先生のように諸国を歩いて俳諧三昧(ざんまい)に生きたいと瓢水は、気ままな旅に出るが、芭蕉と違って金はうなるほどある。京や大坂の花柳界に入りびたって豪遊、遊女が香をたいているのを見て俺もやろと財布を火鉢の上で広げ、小判や小粒が音をたてて火種に落ちるや、さあ拾え、拾ったものに全部やると、熱い熱いと騒ぐ遊女たちを尻目にお大尽(遊び好きの資産家)ぶる。

 東海道筋では哀れな親子の物もらいに同情、有り金残らずやって幼子の頭をなでて去り、次の宿場で得意になって話す。あるじからあほいわんとき、あら芝居や。赤ん坊借りてきて同情をひく商いやぞと言われると、ほほう、そうか…いや、こら商いの道を教わった、あの親子に感謝せねばと言ったという。

 正徳元(一七一一)年、祖父清春がドラ孫のだらしなさに切歯扼腕(せっしやくわん)しながら死亡する。叶屋の経営は番頭どもがとりしきるが瓢水には要るだけ金を届け、後は好き勝手放題、さしもの大店も傾きはじめ、享保十八(一七三三)年、母おさんが死亡したときは、空っぽの蔵がたった一つ残るだけであった。

 どあほの瓢水が慌てて帰郷したときは、とっくに母の葬儀は終わっており、親類の怒号を浴びながら墓前にひざまづく。かつては千石船五艘(そう)も持っていた叶屋が、蔵一つになったことに顔色さえも変えなかった瓢水だが、地面に額をこすりつけて顔をあげることができなかった。道楽の限りを尽くしても、恨みごともいわず、甘やかし続けた母である。有名な彼の代表句「さればとて石にふとんは、着せられず」は、このときの句だ。

 もうひとつ句に関するエピソードを紹介する。あるとき後徳大寺(藤原実定。定家のいとこ・歌人)の「ほととぎす鳴きつるかたを眺むればただありあけの月ぞ残れる」(百人一首で知られる)を俳諧に直せるかといわれ、即座に「さてはあの月が鳴いたかほととぎす」と詠み、周りを絶句させる。また彼は須磨の佳景を好み、「ほろほろと露そふ須磨の蚊遣(かやり)かな」「本尊は釈迦か阿弥陀かもみぢかな」の秀句を残している。後者の句碑が禅昌寺(神戸市須磨区)に立つ。

 瓢水は何度も大坂を訪れる。松木淡淡(一六七四-一七六一年)と親しかったからだ。淡淡は芭蕉・其角の流派を継ぐ蕉風派の俳人と自称し、「半時庵」という俳諧グループの宗匠だが、富と権力におもねり、高額の指導料をとって句商人(あきんど)と呼ばれたぜいたくな男でもある。その淡淡と破滅型の瓢水がどうして気が合ったのかは分からないが、互いに相手の句を褒めちぎり、親交を結んでいる。あるとき淡淡の門人が妓楼に通いだし、気の進まぬ太夫を大金積んで無理に身請けしようとした。このとき瓢水が彼をたしなめた句が、人口に膾炙(かいしゃ)した「手にとるなやはり野に置けれんげ草」である。

 こんな人生哲学じみた句を詠むくせに、経済観念のなさは変わらぬ。ひどい暮らしぶりをみかねた画家如流が、十数本の白扇に俳画を描き、これを売ったら金になると与えた。数カ月後みすぼらしい着物姿の瓢水を見掛け、扇は売れなかったかねと尋ねると、「へえ、ふろしきに包んで売りにいく途中、橋から落ちて川にはまり、みんな破れました」と、ぬけぬけ答えたという。

 宝暦十二(一七六二)年、五月大坂で没。享年七十八。淡淡が他界した翌年にあたる。遺骸(いがい)は持明院(大阪市天王寺区生玉町)に埋葬、境内に今も墓碑が残る。(地域史研究者)


サムハラ文字

写真)サムハラの神代文字

神代文字ですが、この文字を印刷して持ち歩くだけでも効果があるといわれています。
よかったら試されてみて下さい。

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